自保ジャーナルについて
弁護士は自分の職務の参考にするために判例・裁判例が掲載された判例雑誌を購読していることが多いです。私も,判例時報,判例タイムズなどといった(業界内では)メジャーな判例雑誌を定期購読しているのですが,それとは別に「自保ジ…続きを読む
交通事故被害の訴訟と裁判上の和解
交通事故訴訟を提起した場合に、判決ではなく、いわゆる裁判上の和解によって訴訟が終了することは少なからずあります。 その場合には、裁判所から和解案が示されることが通常なのですが、この和解案は基本的に判決の内容とほぼ一致…続きを読む
高次脳機能障害の後遺障害等級の評価
高次脳機能障害に限ったことではないですが、自賠責保険の後遺障害等級認定は基本的に労災保険の認定基準に準じて行われています。その詳しい評価方法は「労災補償障害認定必携」という書籍に記載されています。(店頭販売はしていませ…続きを読む
高次脳機能障害と自賠責保険の等級認定
高次脳機能障害が自賠責保険において「脳の器質性精神障害」と位置づけられ、1級、2級、3級、5級、7級、9級で評価されることは既に述べたとおりですが、それでは高次脳機能障害は自賠責保険ではどのような判断要素で認定されるの…続きを読む
交通事故による高次脳機能障害
高次脳機能とは、脳の機能のうち、知覚や運動によって得られた情報を連合することで機能する、認知、言語、記憶、行動・遂行、情動・人格等の高度の機能をいい、これに生じた障害のことを高次脳機能障害といいます。 高次脳機能障害…続きを読む
任意保険会社の支払基準と保険会社のコスト
交通事故被害者の損害について、対人賠償保険における保険会社(任意保険会社)の支払基準と裁判所の認定基準に大きな差があるということはご承知の方も多いのではないかと思います。(数多くのサイトで説明されているので、細かい内容…続きを読む
交通事故被害発生時の注意(病院編)
交通事故被害に遭った場合、軽微な事故であると思っても念のために病院には行っておくべきです。 特に頭を打った場合は必ず病院に行って、画像診断を受けておくべきです。 病院では自分の自覚する症状をすべてお医者さんに伝えて…続きを読む
交通事故被害発生時の注意
交通事故が発生したらまず警察に連絡しましょう。 「警察には知らせずに示談で終わらせよう。」などといった申出があるかもしれませんが、応じてはいけません。警察への連絡は法律上の義務ですし、これに応じると後々の賠償責任の追…続きを読む