相談事例
カテゴリ: 登記問題

相続した土地に仮差押え登記が残ったままなのだが・・・

Q
 父から土地を相続しました。ところが、その土地にはかなり昔に行われた仮差押え登記が残ったままとなっていました。
 父は生前事業に失敗して多額の借金を負っており、よくない筋の人からも借金をしていたことを聞かされていました。
 仮差押え登記を消したいと思っているのですが・・・・

A
 仮差押え決定の時期にもよりますが、事情変更による保全命令の取消し(民事保全法38条)などの手続を取ることによって仮差押え登記を消すことは可能でしょう。
 また、話し合いができる人物かどうかわかりませんが、債権者との間の合意で、仮差押えを取り下げる方法を取ることによっても仮差押え登記を消すことが可能です。

  

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